自己表現=自己実現=自己満足?
卒業式の話題を。
かねてから、カノジョには卒業式で袴をはかせようと企んでいた、
自称「着物をたくさん着る会」会員のおんがく屋♪岩下。
普通では満足できない性格も手伝い、「人と違ったこと」を卒業式で表現しようと思いたったのでした。
自分は6年間をかけ、卒業式で着物を着ることを目標に、月に3回は着るように、努力。
街で目立つことに慣れ、雨や風の日でも敢えて着物にした日もありました。(結局、着物が好きなだけなんですけどね)
着物というものは、「習うより慣れろ」であり、着て出かけた回数が多いほど、身体になじみ、サマになります。
卒業式のような「いざ」という時に普通に着るには、日ごろの積み重ねが必要です。
おっと・・・これ以上の着物談義はやめます。
語りつくせませんので。
で、カノジョの場合は、たまたま祖母が着物を作ってくれていた事があり、卒業式用の新しいスーツを買うより、袴を用意した方が我が家の場合は経済的。
という判断で、良心的な呉服屋さんの協力のおかげで、実現いたしました!
それが、この画像。
悔しいことに、カノジョの方が着る回数が少ないのに、サマになっているではありませんか!
バレエで鍛えた姿勢の良さでしょうか。
おんがく屋♪岩下の着物は、グラデーションの変わった江戸小紋に、帯には竜神雷神様がいらっしゃいます。
知り合いに「どこの組の姉御かと思ったよ!」とありがた~いお言葉をいただきました。
卒業式に袴、というのは、また別の思いもあります。
東北地方の一部では、小学校の卒業式だけでなく、入学式も女の子は袴をはくことがあるようです。
おこがましいかもしれませんが、東北地方に思いをはせて…
そして、日本人が自国の民族衣装である「着物」を着ましょうよ!
という思いを込めて。
特に、学校行事の中で一番大切だと言われる卒業式に、子どもだって正装として、日本の民族衣装の「着物」を着たっていいのではないかと思います。
こうして、「着物」という衣装を借りて、自己表現を思い切りしたおんがく屋♪岩下ですが、自己表現をしたことで、
「卒業式でも着物を着る」
という自己実現もできたわけで、
結果的に自己満足した卒業式だったのでした。
日常のつぶやき | Comment(0) | Trackback(0) | Top ▲