途中で間違えたら、始めにもどるのは本能か?
川口市柳崎 岩下音楽教室 岩下春江です。
寒さが厳しいですね~(>_<)
毎朝の、4時50分起き ついにダウン(-"-)
お弁当を2つ作って、6時に娘を駅まで送る・・・
今の、朝6時、真っ暗です!!!
夜、出掛けるようなもので、朝とは言えども、
ひとりで歩かせる訳にはいかず・・・
その後、犬の散歩をして、ダンナを送り出して7時・・・
怒涛の2時間終了で、ぐったりとなります(^_^;)
この寒さで、ストレス貯まりましたね。
少し休んだので、明日から通常業務をします。
さて、最近、同じ現象が3人に起こりました。
どういうことかというと、
間違えた時、次はどこから弾き始めるか
という問題です。
3人とも同じところから始めていました。
さあ、どこでしょう?
予想はつくと思いますが、
どこで間違えても最初から弾き始めました\(^o^)/
大人は、「効率が悪い」と思いますが、
多くの子どもがやっています。
夏休みのリコーダーの練習で、
同じところばかり吹きませんか?
始めにもどっている証拠です。
以前、中学校の先生をしていた時、
合唱コンクールの伴奏を弾く子のピアノのチェックをしました。
ちゃんと弾けているか確認するためです。
それまで、学校の中でも練習していたので、どの程度弾けるか、
ある程度予想はついていました。
私の予想は、「かなり弾けている。大丈夫(^^)」
さて、1対1で弾いてもらうと、
最初の4小節は完璧!!
よしよし、いい感じ~
さて、あれ?次は?????
次に行かれず、また最初から。
5小節目で間違えて、また最初から。
それを延々と繰り返す・・・・・(@_@;)
完璧に弾けたのは4小節!!!
この子は、間違ったら、最初から弾きなおす、
という真面目な気持ちで
練習したのですが、
何週間たっても、その4小節から
抜け出せなかったのです。
これは、20年も前の話ですけど、
今の子ども達も、これと同じことをやっています。
多分、何かの動物的本能によるのかな~?
例えば、この楽譜。
2段目で間違えたら、1段目まで戻ってしまう。
2段目の「ファ→レ」という3度が弾きにくいから間違えるのに、
1段目まで行ってしまう。
「どこで間違えたの?」
と聞くと、楽譜を指させるので、間違える個所は理解している模様。
「じゃあ、今、どこから弾き直したの?」と聞くと、
「最初から。」
「でもさ~最初から弾いて、また、そこで間違えたら、最初にもどるの?」
と聞いた辺りから、ハッと表情が変わる。
「間違えたらさ、じゃあ、どこから練習すればうまくなる?」と聞くと、
「間違えたところ」
と答えます。
先ほどの楽譜にもどると、
①の「ファ→レ」だけを、スラスラできるようにすれば、
次へ進めることが、子どもも分かってくれます。
案外、大きくなっても、
「間違えたところから弾く」のができない子もいます。
バスティン先生は、
「曲のどこからでも弾ける練習を」と仰っていますが、
まさに、こんな場合、に当てはまります。
さて、今週は、どんな練習をしてくるかな?
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