「カルーソ」にて
昨日は、カルーソのオーナーが自分で作ったホールで歌う、というので、
ぜひ、聴きに行こう!と行って参りました。
その会は、町内会の発表会ということで、
合唱、民謡、ピアノ、ハーモニカ、落語、そしてオーナーの歌。
近所に住む人々が、自分の芸を披露する、ごくごく身近な会です。
普通は、公民館で行われるだろう会が、本格的なホールで行われたらどうなるか。
ちょっと、そんな興味もありました。
合唱は、やはり、歌に特化したホールだけあり、良く響き、音楽劇の構成も楽しめました。
民謡は、すごいですよ。
純粋に楽しかった!
そして、民謡を歌う人はすごい!
まず、息の長さがとてつもなく長い!と思った。
エ~ェ~~~♪というような、こぶしを回すところ。
自分でもまねしてみたけれど、あんなに長くのばせません。
民謡独特の声の出し方が、日本語に合っていて、のばすことによって、
音楽的に完成度を高めているんでしょうね。
そして、クラシックでは、「間奏」の時、どういう風に立っていたらいいか、困るんですよね。
もてあます…というか。
下を向いたり、「今、休憩」という思いが顔に表れてしまう事もあります。
でも、民謡の人は、間奏でも、堂々と音楽を味わいながら、立っている。
間奏も音楽の一部、という意識がしっかりしているんだな、と思いました。
機会があったら、民謡も歌ってみたいです。(歌えるかしら。ワタシ…)
最後はオーナーの歌。
皆さんが良く知っている歌を選曲されていました。
歌い慣れていらっしゃる…
「歌がお好きだということがとても伝わってきました」
とおっしゃっていた、さいたま市のピアノの先生の感想と、同感です。
歌詞のひとつひとつ、理解されていることがよく分かり、
引き込まれましたよ。
一緒に歌いたくなるくらい、ワクワクしたステージでした。
オーナー、ブラボーです!!
発表会が終わると、皆さん、ほとんどの方が、歩いて帰られていました。
今日の発表はどうだった、ということを話しながら、帰途につく…なんて、
贅沢な環境です。
徒歩圏に、こんないいホールがあるなんて羨ましい!
プロだけに開放しているのではなく、
すべての人に、同じように、ホールを貸し出している
オーナーの姿勢は、素晴らしいと思いました。
町会の皆さんも、楽しそうに、堂々と発表していらして、良い会だったと思います。
- 関連記事
その他 | Comment(0) | Trackback(0) | Top ▲
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)